【シルク・ホースクラブ】Cannyの2023を『0の教科書』で評価しました!【2024年指標版】

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【シルク・ホースクラブ】Cannyの2023を『0の教科書』で評価しました!(2024年春最新版)


シルク・ホースクラブ、2023年度産追加募集


一口馬主になると、自分が出資した馬の活躍が気になります。なぜなら、出資金だけでなく、維持費や保険料も毎年支払う必要があるからです。そこで、一口クラブの募集馬をテシオ理論を使った『0の教科書』で評価しました。


この方法はあまり一般的ではありません。だからこそ、違う視点から検討するうえで参考になるはずです。

この記事から


✓ Cannyの2023の遺伝や適性を判断


✓ 太陽のサイクルから良かったポイントと欠点ポイント


✓ 月のサイクルから競争馬としてどうなるのか



を紹介します。

現在なかなか一口馬主で収益が上がらない方や、『0の教科書』に興味がある方は、ぜひご覧ください。






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クラブ募集馬の要項


Cannyの2023



性別:牡 予定厩舎:松永 幹夫

総  額 5000 万円
一口価格 100000
募集口数 500

シルクでミッキー、松永幹夫厩舎はあまり聞かないな…






5代血統表から血統診断をするとどうなるのか?


サラブレットの遺伝の全容で、最低限必要なのが5代血統表です。
5代目までの先祖名を記載し、特に重要は種牡馬には色をつけました。また名前の下に活性値を記載しています。


生年月日:2023年5月2日
Munnings
( 2006 )
【 0 】
Speightstown
( 1998 )
Gone West
( 1984 )
Mr. Prospector
( 1970 )
Raise a Native
Gold Digger
Secrettame
( 1978 )
Secretariat
Tamerett
Silken Cat
( 1993 )
Storm Cat
( 1983 )
Storm Bird
Terlingua
Silk
( 1980 )
Chieftain
Insilca
La Comete
( 1996 )
Holy Bull
( 1991 )
Great Above
( 1972 )
Minnesota Mac
Ta Wee
Sharon Brown
( 1980 )
Al Hattab
Agathea’s Dawn
La Gueriere
( 1988 )
Lord at War
( 1980 )
General
Luna de Miel
Lady Winborne
( 1976 )
Secretariat
Priceless Gem
Canny
( 2014 )
Big Brown
( 2005 )
【 8 】
Boundary
( 1990 )
Danzig
( 1977 )
Northern Dancer
Pas de Nom
Edge
( 1978 )
Damascus
Ponte Vecchio
Mien
( 1999 )
Nureyev
( 1977 )
Northern Dancer
Special
Miasma
( 1992 )
Lear Fan
Syrian Circle
Sharp Instinct
( 2007 )
Awesome Again
( 1994 )
【 4 】
Deputy Minister
( 1979 )
Vice Regent
Mint Copy
Primal Force
( 1987 )
Blushing Groom
Prime Prospect
Forty Paulina
( 2000 )
Roar
( 1993 )
【 6 】
フォーティナイナー
Wild Applause
Frau Paula
( 1979 )
Frari
Participante


フェデリコ・テシオ氏が求めた『太陽のサイクル』から、どのような伝わり方をしているのか?
被遺伝世代深度と呼ばれる隔世遺伝は、計算によって求められます。


被遺伝世代深度の計算をします。

✓ 父Munningsの活性値は “0”

✓ 母系の最大活性値は “8”

✓ その差である被遺伝世代深度は、”-8″世代目








被遺伝世代深度から隔世遺伝の対象祖先がわかる


テシオ氏の『太陽のサイクル』になります。
計算で求めた一意的な法則から、間接的な遺伝から”形”の遺伝がわかります。


奥底のDamascusが遺伝の形です。

隔世遺伝 ✓ 遺伝(形)は、Damascus
✓ Damascus、米国系、32戦21勝
✓ 主な重賞レースの勝利はベルモントS、プリークネスSなど




    テシオ理論から導いた適性


  • コース適性
    ダート
  • 距離適性
    短い
    長い
  • 成  長
    早め
    ゆっくり






ボトムラインの活性値がきめる、募集馬の体力は?

そのウマが持っているベースの体力を”料”の遺伝といいます。
ドルメロ師匠の”基礎体力”が一般的になりましたので、基礎体力をチャートに示しました。(最大100%)

料の遺伝はどうでしょうか?

体力的には合格です。


料的遺伝数値







募集馬の闘争本能、血とコンプレックス


外観に現れない精神的な遺伝を”相”の遺伝といいます。
近親配合による弊害をチャートに示しました。(精神的危険:0.5以上)

インブリードの影響はどうでしょうか?

5代目までに生じたインブリードがありません。


父母の「両方が0.5P以上」あると危険!






募集馬の闘争本能、血とコンプレックス


そのウマが持っている運動神経、反射神経などを”質”の遺伝といいます。
質を月のサイクルで示しチャートに示しました。(最大100%)

質については、どうでしょうか?

面白い種付けタイミングの産駒ですね。


質の遺伝は独自の月のサイクルで評価





ポ イ ン ト ま と め


テシオ理論による本馬の配合から遺伝を振り返って、良かったポイントと反省ポイントについてお話ししようと思います。

総合的にみて、どうでしょうか?

『0の教科書』では抜群によいです。楽しみにしましょう。





分析結果を点数にすると


『0の教科書』を点数で示しました。(最大100%)
ご参考に50%で合格レベルです。

『0の教科書』(オススメの割合)

80




レーザーチャートによる分析結果




まとめ


『0の教科書』のまとめ ✓ 遺伝:Damascus
✓ 体力:良好。合格点
✓ 内面:良好な頭脳。接戦に強い
✓ 走力:完璧。競争馬として期待大


補足コメント

(1)『0の教科書』(オススメ度)


血統分析:海外産の募集馬、期待の日本挑戦

落札
2024年、アメリカ・ケンタッキー州。
世界中の馬主やエージェントが集まるKEENELANDセプテンバーセール。
その熱気あふれる会場で、HIP740として登場した牡馬がいました。
堂々とした馬体を持つこの一頭は、200,000米ドルで落札されました。

血統の特徴
父:Munnings(ゴードンウェスト系)
Munningsは2006年生まれで、14戦4勝。
G1勝利はないものの、トムフールH(G2)、ガルフストリームパークスプリントチャンピオンシップS(G2)などで活躍しました。
主な産駒には、G1を3勝したI’m a ChatterboxやJack Christopherがいます。
JRAでの産駒実績はまだありません。

母:Canny(キャニー)
米国生まれの牝馬で、詳細な戦績は不明。
血統構成を見ると、母父Big Brown(ダンチヒ系)、母母父Awesome Again(ヴァイスリージェント系)、さらにRoar(フォーティナイナー系)と、米国のスピード血統が詰まっています。

血統のポイント
本馬は、テシオ理論における「ゼロ活性馬」です。
ゼロ活性により、同一祖先のインブリードが減少し、産駒の活力が高まるとされています。


適性と懸念点

適性

隔世遺伝は、母父を5代遡ったDamascus。
スタミナと加速力を持ち、ダートだけでなく芝でも適性を示す可能性があります。
特に、小倉などの小回りコースで活躍が期待されます。

懸念点

① 体力面の不安
母系の影響で体力の遺伝がやや弱い。
ドルメロ氏の理論で計算すると体力指数は50。
決して高くはないため、無理のないローテーションと慎重な調教が求められます。

② 関西厩舎所属のダート戦
予定厩舎は松永幹夫厩舎。
ダート戦で上のクラスになると、NARの大井や川崎が主戦場となる可能性があります。
関西馬にとっては移動が負担となり、馬体重の維持が課題となるでしょう。

まとめ
米国のスピード血統を受け継ぎ、ダート1600m戦線で期待される一頭。
一方で、体力面の不安や関西馬としてのダート戦ローテーションが課題となります。
慎重な育成が鍵を握る注目の海外産馬です。


オススメ度:文句なしの星4つ。





※あくまでも、個人的な予想です。誹謗中傷・無断転載を禁じます。
※生産者をはじめ、関係者への問い合わせは絶対にしないでください。
※馬券および、POGの選択馬は自己責任でお願いします。


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