【ヴィクトリアマイル(後記)】アスコリピチェーノを『0の教科書』で評価しました!

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【ヴィクトリアマイル(後記)】アスコリピチェーノを『0の教科書』で評価しました!


ヴィクトリアマイル、1番人気で堂々と勝利。阪神ジュベナイルF馬


勉強シリーズ編です。

G1優勝馬をテシオ理論を使った『0の教科書』で評価しました。


この方法はあまり一般的ではありません。だからこそ、違う視点から検討するうえで参考になるはずです。

この記事から


✓ アスコリピチェーノの遺伝や適性を判断



を紹介します。

現在なかなか一口馬主で収益が上がらない方や、『0の教科書』に興味がある方は、ぜひご覧ください。






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アスコリピチェーノ



性別:牝 厩舎:黒岩陽一

総  額 2400 万円
一口価格 600000
募集口数 40

安い募集馬だったのですね。






5代血統表から血統診断をするとどうなるのか?


サラブレットの遺伝の全容で、最低限必要なのが5代血統表です。
5代目までの先祖名を記載し、特に重要は種牡馬には色をつけました。また名前の下に活性値を記載しています。


生年月日:2021年2月24日
ダイワメジャー
( 2001 )
【 3 】
サンデーサイレンス
( 1986 )
Halo
( 1969 )
Hail to Reason
( 1958 )
Turn-to
Nothirdchance
Cosmah
( 1953 )
Cosmic Bomb
Almahmoud
Wishing Well
( 1975 )
Understanding
( 1963 )
Promised Land
Pretty Ways
Mountain Flower
( 1964 )
Montparnasse
Edelweiss
スカーレットブーケ
( 1988 )
ノーザンテースト
( 1971 )
Northern Dancer
( 1961 )
Nearctic
Natalma
Lady Victoria
( 1962 )
Victoria Park
Lady Angela
スカーレットインク
( 1971 )
Crimson Satan
( 1959 )
Spy Song
Papila
Consentida
( 1962 )
Beau Max
La Menina
アスコルティ
( 2011 )
Danehill Dancer
( 1993 )
【 1 】
デインヒル
( 1986 )
Danzig
( 1977 )
Northern Dancer
Pas de Nom
Razyana
( 1981 )
His Majesty
Spring Adieu
Mira Adonde
( 1986 )
Sharpen Up
( 1969 )
エタン
Rocchetta
Lettre d’Amour
( 1979 )
Caro
Lianga
リッスン
( 2005 )
Sadler’s Wells
( 1981 )
【 7 】
Northern Dancer
( 1961 )
Nearctic
Natalma
Fairy Bridge
( 1975 )
Bold Reason
Special
Brigid
( 1991 )
Irish River
( 1976 )
【 6 】
Riverman
Irish Star
Luv Luvin’
( 1977 )
Raise a Native
Ringing Bells


フェデリコ・テシオ氏が求めた『太陽のサイクル』から、どのような伝わり方をしているのか?
被遺伝世代深度と呼ばれる隔世遺伝は、計算によって求められます。


被遺伝世代深度の計算をします。

✓ 父ダイワメジャーの活性値は “3”

✓ 母系の最大活性値は “7”

✓ その差である被遺伝世代深度は、”-4″世代目








被遺伝世代深度から隔世遺伝の対象祖先がわかる


テシオ氏の『太陽のサイクル』になります。
計算で求めた一意的な法則から、間接的な遺伝から”形”の遺伝がわかります。


サドラーの母、Fairy Bridgeが遺伝の形です

隔世遺伝 ✓ 遺伝(形)は、Fairy Bridge
✓ Fairy Bridge、米国系、2戦2勝
✓ 主な重賞レースの勝利はなし。Bold Reasonの血を遺伝、トラヴァーズS




    テシオ理論から導いた適性


  • コース適性
    ダート
  • 距離適性
    短い
    長い
  • 成  長
    早め
    ゆっくり



レーザーチャートによる分析結果


補足コメント



【血統分析】スピードと持続力のバランス型!ダイワメジャー産駒 × 名牝リッスンの血を継ぐ注目馬

この馬は、父にマイル界の実力派・ダイワメジャーを持つスピード型です。
母系には、イギリスのG1「フィリーズマイル」を制した名牝リッスンの血が流れています。

スピードと粘り強さをあわせ持ち、特に2歳から3歳にかけてのレースでの活躍が期待されます。


父ダイワメジャー:スピードと早熟性が武器

ダイワメジャーは、サンデーサイレンス産駒の中でもマイル戦に特化した名馬です。
現役時代にはマイルチャンピオンSを連覇し、天皇賞(秋)も制するなど28戦9勝を挙げました。

産駒は芝の1200〜1600mで好成績を収めます。
早熟なタイプが多く、2歳から活躍する馬が目立ちます。
一方で、気性に難しさを見せるケースもあります。

全体としてスピードに優れ、重賞でも勝ち負けできる底力を伝えています。


母アスコルティ:テンの速さとレースセンスが光る

母アスコルティは9戦2勝。派手な成績ではありませんが、産駒にはJRAで勝ち上がった馬が複数います。
特に、ダノンアスコルティが代表的な存在です。

アスコルティ自身は小柄ながらも、スタートの速さとレースセンスに優れていました。
左回りのコースを得意としており、短距離戦での切れ味が特徴でした。

また、アスコルティの母はイギリスG1馬のリッスン。
この名牝系は、母としての可能性も高く、良血が代々受け継がれています。


血統の芯にあるのは“持続力”と“底力”

この馬は、隔世遺伝として「フェアリーブリッジ」となります。
この牝馬は、名種牡馬サドラーズウェルズの母として知られ、粘り強さとスタミナの源です。
その弟には、世界的名馬のヌレイエフもいます。

この持続力のある欧州血統と、父ダイワメジャーのスピードを配合しています。
結果として、「直線がはじけるスピード」と「最後までバテない持続力」を兼ね備えたバランス型となっています。


活躍が見込める舞台は?

・芝1400〜1600mが得意な距離
・道悪や時計のかかる馬場で力を発揮
・直線が長いコースで、伸びる末脚が武器

早熟性の強いダイワメジャーよりも、サドラーズウェルズの成長力が色濃く出ている印象です。
そのため、2歳戦だけでなく、3歳春〜夏にかけて本格化するタイプでしょう。


まとめ:スピード × 持続力の好バランス。成長が楽しみな一頭!

この馬は、短距離からマイルでスピードを活かしつつ、欧州的な粘り強さも持っています。
スタートから前目につけて、長い直線でしぶとく伸びる競馬が得意です。

血統の奥にある底力は、レースが厳しくなる後半戦でも信頼できます。
早い段階から注目したい、将来有望な一頭です。









まとめ


『0の教科書』のまとめ ✓ 遺伝:Fairy Bridge
✓ 体力:良好。合格点
✓ 内面:良好な頭脳。接戦に強い
✓ 走力:オススメできず


※あくまでも、個人的な予想です。誹謗中傷・無断転載を禁じます。
※生産者をはじめ、関係者への問い合わせは絶対にしないでください。
※馬券および、POGの選択馬は自己責任でお願いします。





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