HOME / メニュー /
【有力馬考察】アンモシエラを『0の教科書』で評価しました!(2025年春検討版)
広尾サラブレットクラブ 2021年産募集
勉強シリーズ編です。
この記事から
✓ アンモシエラのポイント
を紹介します。
TOP
アンモシエラ
性別:牝 厩舎:松永 幹夫
総 額
2800 万円
一口価格
14000 円
募集口数
2000 口

1歳時の動画では、堅さは感じるものの迫力はありますよね!
5代血統表から血統診断をするとどうなるのか?
サラブレットの遺伝の全容で、最低限必要なのが5代血統表です。
5代目までの先祖名を記載し、特に重要は種牡馬には色をつけました。また名前の下に活性値を記載しています。
生年月日:2021年2月3日
ブリックスアンドモルタル ( 2014 ) 【 6 】 |
Giant’s Causeway ( 1997 ) |
Storm Cat ( 1983 ) |
Storm Bird ( 1978 ) |
Northern Dancer |
---|---|---|---|---|
South Ocean | ||||
Terlingua ( 1976 ) |
Secretariat | |||
Crimson Saint | ||||
Mariah’s Storm ( 1991 ) |
Rahy ( 1985 ) |
Blushing Groom | ||
Glorious Song | ||||
イメンス ( 1979 ) |
Roberto | |||
Imsodear | ||||
Beyond the Waves ( 1997 ) |
Ocean Crest ( 1991 ) |
Storm Bird ( 1978 ) |
Northern Dancer | |
South Ocean | ||||
S.S.Aroma ( 1981 ) |
Seattle Slew | |||
Rare Bouquet | ||||
Excedent ( 1985 ) |
Exceller ( 1973 ) |
Vaguely Noble | ||
Too Bald | ||||
Broadway Lullaby ( 1970 ) |
Stage Door Johnny | |||
リットルブレツシング | ||||
サンドクイーン ( 2015 ) |
ゴールドアリュール ( 1999 ) 【 7 】 |
サンデーサイレンス ( 1986 ) |
Halo ( 1969 ) |
Hail to Reason |
Cosmah | ||||
Wishing Well ( 1975 ) |
Understanding | |||
Mountain Flower | ||||
ニキーヤ ( 1993 ) |
Nureyev ( 1977 ) |
Northern Dancer | ||
Special | ||||
Reluctant Guest ( 1986 ) |
Hostage | |||
Vaguely Royal | ||||
フィエラメンテ ( 2008 ) |
タニノギムレット ( 1999 ) 【 8 】 |
ブライアンズタイム ( 1985 ) |
Roberto | |
Kelley’s Day | ||||
タニノクリスタル ( 1988 ) |
クリスタルパレス | |||
タニノシーバード | ||||
フェアリードール ( 1991 ) |
Nureyev ( 1977 ) 【 5 】 |
Northern Dancer | ||
Special | ||||
Dream Deal ( 1986 ) |
Sharpen Up | |||
Likely Exchange |
評価コメント
アンモシエラ(牝)
父は米国G1を5勝したブリックスアンドモルタル。母はノーザンファーム生産馬のサンドクイーン(9戦1勝・福島ダート1150mで勝利)です。
血統背景:芝とダートの両方に適性あり
父ブリックスアンドモルタルは芝中距離で高い実績を残し、日本でもチェルヴィニア(アルテミスS勝ち)などが活躍中です。
一方で、母方の血統はダート向き。母の母フィエラメンテを通じて、タニノギムレットやブライアンズタイム、Robertoの血を引き継いでいます。
この構成から、アンモシエラは芝・ダート両方に適性を持つタイプと見られます。
隔世遺伝:フィエラメンテの影響
隔世遺伝としては、母母フィエラメンテ(6戦未勝利)からの影響が強く出ています。
フィエラメンテの母は名牝フェアリードールで、トゥザヴィクトリーやサイレントディールなどを輩出した名血です。
レースでは結果が出ませんでしたが、血統的には非常に優秀です。
質の遺伝:運動能力に優れる
『0の教科書』の理論では、アンモシエラは質の遺伝が非常に高いタイプです。
母がもっとも良い発情期に種付けされており、運動神経に恵まれていると評価されます。
ドルメロ理論でも自然派配合となり、高く評価されています。
課題:体力(料の遺伝)が低い
一方で、体力を示す「料の遺伝」が46.8と低めです。
そのため、レース後の疲労が残りやすく、間隔をあけた出走が理想です。
また、このパターンだと成績にムラが出やすい傾向があります。凡走後に好走するケースも多いため、馬券的には狙い目になるでしょう。
知的レベルと精神面
血統表にはネアルコ系の種牡馬が並ぶものの、『0の理論』で知的レベルは高いといえます。
ただし、ノーザンダンサーのインブリードが強いため、気性面に注意が必要です。
総評:
アンモシエラは、芝とダート両方に適性があり、運動神経も高評価。
ただし、体力面に課題があるため、ローテーションの工夫が求められます。
条件が合えば、波に乗ったときの爆発力に期待できる一頭です。